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クラブに興味がある方へ
「友達に誘われて(または好きな作曲者がDJで出るので)クラブへ行ってみたい、でも、わからないことがたくさんある…」
この記事では、そんな方のために優しく、わかりやすく、初めてクラブイベントに参加する際覚えておくと役に立つことを紹介していきます。
この記事を読み終えるころには、クラブのことがよくわかり、安心して初めてのクラブイベントに参加して楽しむことができるでしょう。
ではさっそく、就活に失敗した新卒フリーターの非正規遊太さんと一緒に、実際のクラブイベントに参加して学んでいきましょう。
1.荷物は最小限に
クラブに持っていく荷物はできるだけ少なくしましょう。
クラブ内に設置されているコインロッカー、または会場外の駅のコインロッカーなどに預けましょう。
人の邪魔にならない場所に置かせてもらえる場合もありますが、防犯上安心できないため、なるべく避けましょう。
常時身に着けておける小さなバッグがあると便利です。
2.身分証明書を忘れずに
クラブは、入場する際に身分証明書を確認(IDチェック)する場合があります。
「身分証ありますか?」と係の人に言われたら渡します。
ここでクラブのスタッフは、入場する人が成人していることと、顔写真が本人であることを確認しています。
ですので、運転免許証など、顔写真付きのものを用意しましょう。
公的に証明できるものでなければいけません。
3.ドリンクチケットとは
入場する際に、ドリンクチケットというものを渡されます。
紙、プラスチックカード、缶バッチ、木のコイン状のものもあります。
これは、バーカウンターでドリンク1杯と交換できるものです。
その日以降でも使用できる場合と、使用期限があるものがあります。
詳しくはドリンクチケットを読んでみましょう。
また、入場時に払うお金の額・もらえるドリンクチケットの数は、その日のイベントによって異なります。
フライヤー(イベントのチラシ)を読むと、暗号のように文字列が並んでいると思います。
下記の早見表を参考にしてみてください。
4.ドリンクの注文方法を覚えておく
ドリンクチケットを使って飲み物と交換したあと、もっと飲みたいな、という場合は、バーカウンターで注文して、その場で現金を払って決済します。
もう一度入口に戻って、ドリンクチケットを買う必要はありません。
5.飲食物の持ち込みは厳禁
原則食べ物も飲み物も持ち込み禁止です。
飲み物に至っては危険物とみなされて廃棄される場合もあります。
ちょっとぐらいいいじゃないか、という考えは、クラブの経営を脅かし、文化を衰退させる原因となります。
これからを見据えて、自分以外も見て、行動しましょう。
6.危険な行為をしない
クラブという場所は、お酒があって、大きな音が流れる場所です。
あからさまに日常とかけ離れた環境に身を置くと、日常とかけ離れた行為が許されると勘違いしやすくもあります。
素敵な曲が流れても、走らないようにしましょう。
7.機材を大切に
機材の上から飲み物を渡さないように注意しましょう。
音楽機材は非常に高額です。
物によってはビンテージや一点ものなど、値段がつけられないものもあります。
通路や脇などを経由し、邪魔にならないタイミングで渡しましょう。
そして、これは必須ではありませんが、奢られたら奢り返すよう、気持ちの良い礼節を心がけましょう。
8.不快な行為をしない
クラブは不特定多数の人が来場する場所です。
気になる人がいれば声をかけて交流するのも楽しみ方の一つではありますが、過度なナンパは犯罪行為になる場合もあります。
相手の立場も頭に入れて交流しましょう。
9.名乗るのは自分から
「僕のこと、覚えてますか?」はクラブ界隈ではポピュラーなセリフですね。
それ以外では、初対面の人に「お名前は?」と聞く前に、まず自分から名乗ることも忘れずに。
主語がなく浮足立った会話が続くことも、クラブあるある、クラブの名物でもあります。
お酒が入って大きな音が鳴っている場所で、大切な話は致命傷を負う場合があります。
具体的には、DJ同士でブッキングした、仮でオッケーしたらフライヤーに自分の名前が載っていて出演することになっていた、なんて話はしょっちゅう出てきます。
大切な話は、後から見てわかるように、メールなど記録に残るものでやり取りしましょう。
10.レイヴホーンの吹き方
RAVE、HARDCORE RAVEと呼ばれる種類のクラブパーティーでは、レイヴホーンやホイッスルなど、お客さんが鳴り物を持参してにぎやかに吹くことを推奨する催しもあります(※イベントによります、要確認)。
ホーン、ホイッスルはとても大きな音が鳴ります。
耳元で吹かれたら不快極まりないでしょう。
ホーンを吹く場合は、できるだけ上を向けて、天井に向かって吹くイメージがベストです。
11.一晩を思い出しながら、次回も楽しみにして帰る
#クラブマナー講座
動画本編はこちらからご覧いただけます。