みなさんこんにちは。東北ハードコア情報局です。
ご質問ありがとうございます。
「理想とするクラブの在り方」についての質問をいただきました。
難しい質問ですが、紐解いていきたいと思います。
クラブは何をする場所なのか
まずはクラブの持つ役割を考えていきましょう。
クラブは様々な要素を持っています。居酒屋では置いていない洋酒を飲めること、普段接することのない人との出会いや、暗い空間で派手な照明やスモーク、レーザーが飛び交うことも独自の要素です。
人によって、スカッとする場所であり、ほっと落ち着く場所でもあります。
声をかけてほしい人もいれば、孤独を楽しみたい人もおります。
人によって目的が違うので「在り方」の答えを一概に断定してしまうことは非常に難しいです。
クラブはDJがいる場所
どんなクラブでも共通して、ある程度大きな音で音楽が流れています。
大きな音を奏でる場所といえば、ライブハウスをはじめ他にもたくさんあります。
ですが、クラブの特徴はなんといってもDJが音楽を流していることです。
例えばあなたがバンドアーティストのファンだとして、辛かったときに励まされ、人生を変えてしまうほど大好きな楽曲を楽しめる最高の環境は、目の前で演奏を体感することでしょう。
DJの場合は、そうとも言えないことが多くあります。
作曲者がプレイするよりも、もっと魅力的に聴かせることができるDJがたくさんおります。
「Come And Rescue Me」といえばDJ SHINKAWAさん、「Sweetest Day Of May」ならDJ EMMAさん、のように、曲を流す側の立場でありながら、作曲者のような印象さえつけてしまう可能性を持っているのがDJです。
これは著名なDJに関わらず、クラブでは日常的に起こっていることです。
そういった場面は、頭の固くない、固定観念のないお客さんが多い現場でよく起こります。
長年クラブに足を運び続けているとどうしても、カルチャーの観点からこれは違う、今までの経験上自分には合わない、と拒絶してしまう方もいらっしゃいます。
ダンスフロアは、より自由であるべきです。
自由が保証された場所であるべき
前述したとおり、そういった人物が少なく、緊張感のある空間で奇跡が産まれます。つまり、初めてクラブに来た方や初心者が多い現場です。
そういった雰囲気を一定以上キープするためにも、我々は初心者に対しての情報発信や、こういったインターネット上での質問応対などに努めております。
運営側の意見はさておき、「自由」とは難しいものです。
行き過ぎた自由は、他の誰かにとって迷惑になることもあります。
「理想とするクラブの在り方」を一言で表すなら、誰もが平等にその場を楽しむことができる自由な場所であること、でしょうか。
結論が抽象的になってしまいましたが、これはクラブがさまざまな側面を持っていることの裏付け、とポジティブに受け取っていただきたいです。
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